プロラクチンを下げる薬の名前は?

下垂体腫瘍

プロラクチンとは、脳の下垂体前葉から分泌されるホルモンです。
一般的には、乳汁分泌ホルモンとよばれます。

プロラクチンは、乳腺の発達、乳汁の分泌に作用するホルモンですが、
最近の研究で、卵巣、子宮などの生殖器官にも
作用することがわかってきました。

また、プロラクチンの血中濃度が30ng/ml以上の場合は、
高プロラクチン血症と診断され不妊症の原因の一つといわれています。

プロラクチンの値は月経周期や食事の影響を受けやすいので

・食後
・月経後7日以内

に血液検査をする必要があります。

高プロラクチン血症の症状

プロラクチン血症の症状は

・妊娠出産していないのに母乳が出る
・生理不順
・無排卵
・着床障害

などです。

高プロラクチン血症は、痛みなどがないため、
不妊治療の過程の血液検査で高プロラクチン血症と診断されることもあります。

高プロラクチン血症と診断されても、
プロラクチンの血中濃度を下げる治療を受けることで妊娠する確率を上げることができます。

高プロラクチン血症の原因

プロラクチンの血中濃度が高くなる主な原因は

・プロラクチン産生腫瘤
・甲状腺機能低下、
・視床下部の異常

などがあります。

腫瘍などが原因で外科的な治療が必要な場合もありますが、
多くは、薬物療法を長期間続けます。

ドーパミン製剤

高プロラクチン血症の治療には、ドーパミン製剤が多く使用されます。

ドーパミンが増加すると
プロラクチンの分泌が減少するという作用があるためです。

プロラクチンの値を下げる薬、ドーパミン製剤には

・テルロン
・パーロデル
・カバサール

などがあります。

カバサール

カバサール

ホルモンの分泌を低下させる作用があります。
持続性が強いため、週に一度の服用で済みます。

カバサール服用中に妊娠が確認された場合は、
すぐに服用を中止することが望ましいのです。

ただ、服用を中止することで病気の治療に支障が出るときは、
主治医と相談したうえで服用を続けることもあります。

テルロン

テルロン

プロラクチンの分泌を抑える作用があります。
高血圧の薬と併用すると高圧作用が強くなることがあります。

また、安定剤と併用すると薬の効果が弱まることがあるので
飲み合わせに注意が必要です。

パーロデル

パーロデル

プロラクチンや成長ホルモンの過剰な分泌を抑えます。
肝臓で代謝されるため、
肝機能が低下している人が服用する場合は注意が必要です。

副作用が強く出る人が多いといわれています。

プロラクチンの値を下げる薬をご紹介しましたが、
副作用が強く出ることが多いため主治医と相談しながら
薬を選択しなくてはいけません。

薬による副作用は人によって異なります。

それほど、副作用を感じることもない人もいますが、
頭痛、吐き気、嘔吐、めまいなど
のほかに顔がむくみやすいことも挙げられます。

副作用や、効果などは個人差があるため、主治医とよく相談しながら
治療を進めることが大切です。

こちらも参考に!⇒プロラクチンが高いとどんな症状がでる?

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