慢性腎不全とパラトルモンの関係

透析

慢性腎不全は慢性の腎臓病のことです。

血液検査でBUN(血液尿素窒素)が140以上あるのは普通で
CRE(クレアチニン)もかなり5とか6といったかなり高い値になります。

また慢性腎不全になると独特の臭いが口から呼気として出ますので
なんとなく「この人慢性腎不全かも」とわかったりします。

慢性腎不全になりやすいシェルティ

犬ではシェルティ(シェットランドシープドック)がよく慢性腎不全を発症しますね。

少し話が脱線してしまいました。
話を元に戻しますね。

慢性腎不全になると腎臓でのビタミンDの活性化がうまくできなくなります。

食べたものの中にもカルシウムが入っているわけですが
ビタミンDがないと、うまく腸から吸収できません。

つまり慢性腎不全になりビタミンDの活性化がうまくいかなくなることで
カルシウムの体内への吸収がうまくいかなくなるわけです。

その結果、血中カルシウム濃度が低下します。

パラトルモン
血中カルシウム濃度が低下すると、血中カルシウム濃度を上げようと
副甲状腺ホルモン、つまりはパラトルモン(パラソルモン)が分泌されます。

パラトルモンが分泌されると骨などからカルシウムを奪います。
しかし、慢性腎不全のためビタミンD不足ですから腸からカルシウムを吸収出来ない状況です。

そのため、骨に対するカルシウムの供給がうまくできません。
こうした悪循環の結果、慢性腎不全の患者さんは骨粗鬆症を併発する場合も多くあります。

以上でパラトルモンと慢性腎不全の関係についての解説を終わります。

こちらも参考に!⇒パラトルモン不足になる病気は?

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