完全型アンドロゲン不応症とは?

完全型アンドロゲン不応症とは

アンドロゲンは体の性に影響を与えるホルモンです。

胎生期に母親が分泌するアンドロゲンにさらされることで、
胎児は男の子の体と心を手に入れます。

思春期にはアンドロゲンが少年の体を大人の男性らしい体へと変えます。
だから声変わりをしたり、急激に身長が伸びたり女性に恋したりするわけです。

完全型アンドロゲン不応症とは遺伝子異常によって起こる病気で
アンドロゲンを受け取る受容体が全く働かないものをいいます。

いくらアンドロゲンを分泌できたとしてもアンドロゲンを受け取る受容体が働かないなら
男性らしい体になることは不可能です。

完全型アンドロゲン不応症

アンドロゲンは精巣や陰茎の発育にも関係しています。

なので、男の子になるはずだった胎児の精巣や陰茎は、
正常に発育することが出来ません。

元々男の子になるはずだったので染色体は46XYです。
子宮や卵巣の準備はありません。

受容体の働き具合で完全に女の子の体つきになったり、
少しの陰茎を有し男の子の体つきになったりします。

陰茎の形状が特徴的な場合は生まれてすぐに気づかれることもあります。
女の子の体つきをしている場合は、
多くは月経が訪れないことをきっかけに見つかります。

エストロゲン

ちなみに月経はエストロゲンとプロゲステロンというホルモンの関係で起こります。
エストロゲンは卵巣から分泌されます。

つまり完全型アンドロゲン不応症だと卵巣がないので
月経がくるはずがないのです。

アンドロゲン不応症は心の性と体の性が不一致である
性同一性障害とは全く違うということを理解することはとても重要です。

以上で完全型アンドロゲン不応症についての解説を終わります。

こちらも参考に!⇒セロトニンとケチの関係

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  1. 2016年 6月 25日
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  3. 2016年 7月 11日

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